YouTube Premiumがまた値上げ
YouTube Premiumは欧州の一部とシンガポールで月額料金を再び引き上げる。新料金は2026年9月23日以降の請求サイクルから順次適用され、地域によっては約17%の値上げになる。米国でも2026年に料金改定が行われており、今回の動きは単発というより、地域ごとに価格を見直す流れの一部と考える方が自然だ。
広告なし再生、Background Playback、Offline Download、YouTube Music Premiumといった特典は変わらない。変わるのは、その便利さに毎月いくら払うかだ。
国ごとに異なる新料金
欧州の多くの市場ではIndividualが€13.99から€15.99へ。Finlandは€14.99から€16.99、RomaniaはRON 29からRON 32になる。SingaporeではIndividualがS$13.98からS$15.98、FamilyがS$27.98からS$31.98へ上昇する。
一律の世界価格ではないため、自分のAccountに届く通知を確認する必要がある。適用日は9月23日以降の更新日なので、同じ国でも実際に値上げされる日は契約者ごとに異なる。
EUでは新料金への同意が必要なケースも
EUの一部ではConsumer Protectionの関係から、新料金を自動適用するのではなく、利用者が期限までに明示的に同意する必要がある。同意しなければ旧料金のまま続くのではなく、Subscriptionが終了する可能性がある。
普段なら読み飛ばしがちなBilling Mailだが、今回は放置するとPremiumそのものが止まるケースがある点に注意したい。
米国に続く値上げで見える2026年の流れ
米国ではIndividualが$13.99から$15.99、Familyが$22.99から$26.99へすでに上昇した。欧州とSingaporeが続いたことで、YouTubeが2026年を通じてMarketごとにPremiumの価格帯を調整している構図が見えてくる。
ただし、すべての国で同じ値上げが行われると確認されたわけではない。税制や購買力、Plan構成も異なるため、他地域のユーザーは今後の公式通知を待つ必要がある。
YouTubeはPremium改善とCreator支援を理由に説明
YouTubeは、値上げによってPremiumを継続的に改善し、視聴されるCreatorやArtistを支援できると説明している。Streaming Serviceではよく使われる説明だが、利用者側の判断基準はもっと具体的だ。
YouTube Musicまで日常的に使い、広告なし、Background Playback、Downloadをすべて活用する人ならBundleとしての価値を感じやすい。一方、広告を消すためだけに契約している人にとっては、追加の€2やS$2は重く感じられる。
月額差は小さくても年間では無視できない
欧州の一般的なケースでは月€2の上昇なので、年間では€24増える。SingaporeのIndividualも年間S$24増、Familyは月S$4上がるため年間S$48の追加負担になる。
Netflix、Spotify、Cloud Storage、Gaming Subscriptionなどを同時に契約している家庭では、一つ一つの小さな値上げが積み重なる。Subscription Fatigueは、こうした毎月の差額から生まれる。
9月23日までに確認しておきたいこと
まずYouTubeから届いたEmailとMembership画面で、自分の国の新料金と次回Billing Dateを確認したい。EUでは新価格への同意ボタンやDeadlineが設定されていないかも要確認だ。
そのうえで、Premiumの機能をどこまで使っているかを見直す。無料版YouTubeのAdsを受け入れるのか、それともMusicやOfflineまで含めた利便性に新料金を払うのか。2026年の相次ぐ値上げで、その判断は以前より重くなっている。







